映画

まるみつ

2021年04月12日 22:52

雨のつづく日曜日(4月4日)に映画を観てきました。

知事さんの映画かと観るつもりはなかったのですが、新聞で紹介を読んで、抱いていたイメージとは違うぞと思い、久しぶりに七芸(ナナゲイ)に行ってきました。

「生きろ」と言えない時代があったのだと、ひしひしと感じさせてくれる映画でした。死ぬことが名誉とされ、生きることは恥とされる その恐ろしさ。
そして軍隊は、住民を決して守らないものだとつくづく思い知らされました。逆に住民を巻き添えにし、自分たちのために住民を殺す。軍隊が守るのは、その時の体制(権力者)だと映画を観て思い、今の時代を見回しても思います。
その時代に自分がいたなら、自分より弱いものを踏みつける人間に軽々となっていただろうなと思います。

数日後、映画を思い出しながら「生きろ」と言ってもらえない人たちは、今もいるなと思いました。

『生きろ 島田 叡(あきら) ――戦中最後の沖縄県知事』