たすけられて
耕運機の尾輪(びりん:後ろについている一輪車)がガタガタして、うまく回らなくなってきました。農機具店に持っていこうかと考えましたが、高くつくだろうしこんな古い農機具相手では気持ちよく引き受けてくれないかもしれないと、気持ちがすすみません。
耕運機はオークションで手にいれたもので、そこの方には故障したら直すよと言われていました。
場所は茨木市で少し遠い。農機具店に相談するよりは気持ちが楽だと電話を入れると「直すよ、持ってきて」とすんなり。
送るのもオッケーでしたが、えいっ!とバイクで持って行くことにしました。家からそこまでおよそ30キロ。西国街道ぞいにあり旧街道の雰囲気を少し味わえる。そこから田んぼまでは、交野市や磐船を通って30キロ。どちらも行程約1時間。地図をみると走るのには楽しそうな道だ。
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西国街道
あずけるつもりでしたが、どんな具合かあけてみるわと分解し、そのまま修理へと取り掛かってくれました。
車輪の軸が通るパイプが磨耗してゆがんでいました。
以前に来たときには、たくさんの農機具で庭が埋まっていましたが、今回は車庫に小型の耕運機が10台ほどあるくらいでした。ずいぶんすっきりしましたねと言うと、「シューカツよ」とおっしゃっる。
一時間半ほどで修理はおわりました。代金をたずねると「オークションで出したものは修理代はもらっていない」とおっしゃる。
えっ、えっ、えっ、びっくりしてしまいました。
取ってくださいと何度かお願いしながら財布をとりだすと「それなら1000円だけもらっとくわ」と。
1000円札三枚に指はかかっていましたが、アタマん中でソロバンがトクトクトクと音を鳴らしていました。あーーっ、人のあったかい気持ちの前で、なんとセコイ自分でしょうか。
でも、気持ちも陽射しもあったかく田んぼまでの道を快調にバイクで走りました。
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磐船(いわふね)街道
ロケットストーブの丸さんといい、ホンマいろんな人に助けられています。
もらったあったかい気持ちを忘れたらアカンなあ・・・と自分にいいきかすんですが、腹立ったことはいつまでも覚えといて、いいことはうすまっていくんやなあ~これが。
取り付け完了。
どちらにお電話?
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シロホシテントウ
寝さしといてぇな。
置いていた土のうをどけると あらわれました。どうやって入り込んだのか。