2012年08月18日
8月15日(水) あああー
現在、祝日も出勤の職場に勤めているのですが、この日一日のみの盆休みがありました。
13日の夜から14日の朝にかけて断続的に激しく雨が降りました。雷もなっていました。精華町にも雷雨警報と土砂崩れ注意報が出ていました。
大丈夫かなあ、畦(あぜ)が崩れていないかなあと心配はしましたが、今まで自分の田んぼではそんなことはなかったので、どっかで『大丈夫』とタカをくくっていました。でもそれはなんだかバチがあたりそうで、『大丈夫かなあ』と田んぼを上から覗くときに念じながら思います。そしてもしかしたら、とも。

もしかしてました。
道に砂が上がっているところが水があふれて右横の空き田へと流れ込んだ所です。水に道の両側は削られています。
昨日に砂を上の畑をやっている方が上げてくれたそうです。バイクの所もあふれたところがあります。


いつも水を汲んでいたところです。小山がありましたがなくなっています。ワサビもなくなっています。土砂が流され川をせき止め水を空き田に流し込んだようです。この奥の方も崩れているそうです。

空き田に流れ込んだ水が畦をこえ畦を崩してしまったようです。それとも激しい雨で弱い畦が崩れたのか。


一番上の田です。畦が少し落ちてひび割れができていました。木づちでひび割れを埋めました。水が入り込まないようにです。

この田んぼの奥です。畦が完全に落ちていました。水がひび割れに流れ込んでいました。

奥の小さい田んぼの畦も崩れていました。砂が流れ、下の田んぼの水が流れだすパイプをふさいでいました。


どちらも応急処置です。どのくらいもってくれるのか。
現場を見ているとじわっと悲しくなってきました。でもこのくらいで悲しんでいたら、震災にあった人に申しわけない気がわいてきます。少しづつ気持ちを建て直し、まあこれは田んぼのケガだ、ここからすこしづつ直していけばいいと考えました。
休みの都合やどこまで自分が動けるのか不安もあります。あれこれ気になりますが、まずは現状維持に勤め、直すのは収穫後の秋からとまずは決めました。仕事をしながら親の介護をして、そのうえ陽気にくらしている友人のこともうかびます。焦らずできること、やらなあかんことをボチボチと念じます。

自分の仕事をやっていますねえ。

黄色い花が気持ちをほぐしてくれるようです。

まだまだひと荒れしそうな夕日の色にも見えましたが、いい夕日でした。
13日の夜から14日の朝にかけて断続的に激しく雨が降りました。雷もなっていました。精華町にも雷雨警報と土砂崩れ注意報が出ていました。
大丈夫かなあ、畦(あぜ)が崩れていないかなあと心配はしましたが、今まで自分の田んぼではそんなことはなかったので、どっかで『大丈夫』とタカをくくっていました。でもそれはなんだかバチがあたりそうで、『大丈夫かなあ』と田んぼを上から覗くときに念じながら思います。そしてもしかしたら、とも。
もしかしてました。
道に砂が上がっているところが水があふれて右横の空き田へと流れ込んだ所です。水に道の両側は削られています。
昨日に砂を上の畑をやっている方が上げてくれたそうです。バイクの所もあふれたところがあります。
いつも水を汲んでいたところです。小山がありましたがなくなっています。ワサビもなくなっています。土砂が流され川をせき止め水を空き田に流し込んだようです。この奥の方も崩れているそうです。
空き田に流れ込んだ水が畦をこえ畦を崩してしまったようです。それとも激しい雨で弱い畦が崩れたのか。
一番上の田です。畦が少し落ちてひび割れができていました。木づちでひび割れを埋めました。水が入り込まないようにです。
この田んぼの奥です。畦が完全に落ちていました。水がひび割れに流れ込んでいました。
奥の小さい田んぼの畦も崩れていました。砂が流れ、下の田んぼの水が流れだすパイプをふさいでいました。
どちらも応急処置です。どのくらいもってくれるのか。
現場を見ているとじわっと悲しくなってきました。でもこのくらいで悲しんでいたら、震災にあった人に申しわけない気がわいてきます。少しづつ気持ちを建て直し、まあこれは田んぼのケガだ、ここからすこしづつ直していけばいいと考えました。
休みの都合やどこまで自分が動けるのか不安もあります。あれこれ気になりますが、まずは現状維持に勤め、直すのは収穫後の秋からとまずは決めました。仕事をしながら親の介護をして、そのうえ陽気にくらしている友人のこともうかびます。焦らずできること、やらなあかんことをボチボチと念じます。
自分の仕事をやっていますねえ。
黄色い花が気持ちをほぐしてくれるようです。
まだまだひと荒れしそうな夕日の色にも見えましたが、いい夕日でした。
Posted by まるみつ at 08:23│Comments(3)
この記事へのコメント
水の威力には勝てませんね。兵庫県佐用町で大きな被害を出した年の大雨で、樹懶舎前の小川は猛烈な濁流となり、カーブを曲がりきれず田んぼに乗り上げて水浸しにしました。村の何箇所もが水浸しの田んぼでした。護岸も崩れました。ウチの山水も水路から溢れて床下に入り、玄関土間たたき(コンクリート)に床下浸水。履物もぬか袋も農機具もみんな水浸し。京都から駆けつけて、妻と後片付けをするときのなんとも言えない無力感。丹精した田んぼならなおさらのことでしょう。でもそういう「自然」の力に畏敬を忘れずにいればまた再生できるはずです。人力で押さえ込めるという奢りが現代文明の病理でしょう。
認知症となった母のいろいろな手続きとケア、盆に寄る息子や弟との会食等をすませて、今日から樹懶舎復帰です。本業が2ヶ月分くらいたまってしまいました。
認知症となった母のいろいろな手続きとケア、盆に寄る息子や弟との会食等をすませて、今日から樹懶舎復帰です。本業が2ヶ月分くらいたまってしまいました。
Posted by juran at 2012年08月18日 08:58
田んぼ、ほんとうに大変な状況になっていますねえ。ため息がでます。
今日も大変な雨に会いました。3月に心臓手術をして、その日に脳梗塞の
合併症を起こし、今も意識不明の親しい友を見舞い、厚生病院を出たら
しのつく雨、落雷もひどく、環状線は内、外ともにストップ、雨が治まるのをまって福島から、梅田まで歩き地下鉄で帰りました。
田んぼの事を思いました。更に地盤が緩み大変な状況になっていないことを
祈ることしかできません。自然の脅威の前には、おろおろあるくしかないのですね。
今日も大変な雨に会いました。3月に心臓手術をして、その日に脳梗塞の
合併症を起こし、今も意識不明の親しい友を見舞い、厚生病院を出たら
しのつく雨、落雷もひどく、環状線は内、外ともにストップ、雨が治まるのをまって福島から、梅田まで歩き地下鉄で帰りました。
田んぼの事を思いました。更に地盤が緩み大変な状況になっていないことを
祈ることしかできません。自然の脅威の前には、おろおろあるくしかないのですね。
Posted by eshita at 2012年08月18日 23:53
コメントをありがとうございます。
焦る気持ちもありますが、まあボチボチと、なんども言い聞かせながらやっていきます。「おろおろあるく」もいいですね。おろおろしながらもよたよたやっていければ上出来ですね。
焦る気持ちもありますが、まあボチボチと、なんども言い聞かせながらやっていきます。「おろおろあるく」もいいですね。おろおろしながらもよたよたやっていければ上出来ですね。
Posted by マルミツ at 2012年08月20日 23:49