オオサカジン

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2021年11月20日

たすけられて

耕運機の尾輪(びりん:後ろについている一輪車)がガタガタして、うまく回らなくなってきました。農機具店に持っていこうかと考えましたが、高くつくだろうしこんな古い農機具相手では気持ちよく引き受けてくれないかもしれないと、気持ちがすすみません。
耕運機はオークションで手にいれたもので、そこの方には故障したら直すよと言われていました。
場所は茨木市で少し遠い。農機具店に相談するよりは気持ちが楽だと電話を入れると「直すよ、持ってきて」とすんなり。
送るのもオッケーでしたが、えいっ!とバイクで持って行くことにしました。家からそこまでおよそ30キロ。西国街道ぞいにあり旧街道の雰囲気を少し味わえる。そこから田んぼまでは、交野市や磐船を通って30キロ。どちらも行程約1時間。地図をみると走るのには楽しそうな道だ。
クリック⇒西国街道


あずけるつもりでしたが、どんな具合かあけてみるわと分解し、そのまま修理へと取り掛かってくれました。


車輪の軸が通るパイプが磨耗してゆがんでいました。

以前に来たときには、たくさんの農機具で庭が埋まっていましたが、今回は車庫に小型の耕運機が10台ほどあるくらいでした。ずいぶんすっきりしましたねと言うと、「シューカツよ」とおっしゃっる。
一時間半ほどで修理はおわりました。代金をたずねると「オークションで出したものは修理代はもらっていない」とおっしゃる。
えっ、えっ、えっ、びっくりしてしまいました。
取ってくださいと何度かお願いしながら財布をとりだすと「それなら1000円だけもらっとくわ」と。
1000円札三枚に指はかかっていましたが、アタマん中でソロバンがトクトクトクと音を鳴らしていました。あーーっ、人のあったかい気持ちの前で、なんとセコイ自分でしょうか。

でも、気持ちも陽射しもあったかく田んぼまでの道を快調にバイクで走りました。
クリック⇒磐船(いわふね)街道

ロケットストーブの丸さんといい、ホンマいろんな人に助けられています。
もらったあったかい気持ちを忘れたらアカンなあ・・・と自分にいいきかすんですが、腹立ったことはいつまでも覚えといて、いいことはうすまっていくんやなあ~これが。


取り付け完了。



どちらにお電話?
クリック⇒シロホシテントウ


寝さしといてぇな。
置いていた土のうをどけると あらわれました。どうやって入り込んだのか。
  


Posted by まるみつ at 22:42Comments(2)

2021年11月12日

はじめまして、今年もこんにちは


収穫がおわり、この景色が気持ちよくひろがって見えます。




今年はネズミのおおきなヌートリアがやってきましたが、

こんどは猫です。田んぼでは、はじめまして やな。
ずいぶん やせてる。野良猫のようです。


イナゴを捕まえて食っています。カエルも食ってました。


ザリガニの爪には かなわんようです。
猫好きのこちらとしてはついエサをやりたくなる。
ごめんザリガニ、爪をちぎり体を半分に割って猫の前に投げると、バリバリといい音させて食っていました。

こちらから「にぁ~」と呼びかけると「にゃ~」と返してくる。近くに寄ると逃げていく。人づきあいはある猫のよう。

そのうちいなくなった。陽も落ちてきた。たまたま下の田んぼに行くと

こんなところにいた。陽の余熱が残っているのかな。
こんなとこにおったら寒いでと声をかけてこちらは帰り支度。

しばらくすると「にぁ~ にぁ~」。小屋までやってくるではないか。

もうこっちは帰るでぇとそのままにして帰る。
次の日に行くと姿はありませんでした。



さあワラきりです。

田に置いていたワラを持ち上げると、

アカガエルです。今年もこんにちは。

そしてこの時期

リンドウも現れます。



何かの時に、来年は お湯を沸かしてモミを消毒しようかな、でも温度を保つのが難しいなと話していたら、ロケットストーブがいいでと丸さんが言う。
何個も作っているそうです。作るにしても材料を持ってくるのが大変ではと、話しはそのままになっていました。

午前中に「気持ちのいい天気やな。田んぼで作業何かしているの」と丸さんからメールがくる。
「片付けしてますよ、気持ちのいい天気ですわ」と返信。

昼に「3じ頃につくから」とメールが入る。

荷物を下げて電車と徒歩でやって来てくれた。


家で穴をあけ下準備はすませてはる。


こちらが他の作業をしている間に完成。


強い無駄のない火力。木も下から入れるのでくべやすい。
丸さん、これは重宝するわ、ほんまにホンマ、おおきにありがとうです。
2時間かけて来てくれ、2時間かけて帰っていかはりました。




  


Posted by まるみつ at 22:48Comments(3)

2021年11月05日

さあ、脱穀です


色づいてきた柿と空の色が、じわっ~と気持ちにしゅんできます。




あちゃ~

先週に来たときには何事もなかったのに、よりによって さあ脱穀の日にこうなっているとは。
何年やってもヘタクソです。

少しでも乾くように新たに組みなおし架けなおしました。



うまいことイカンもんです。
雨が稲の中に入らぬように今年初めてかぶせましたが、ほぼすべてずれていました。
先週はかぶさっていたのですが、今週に雨が降った日に風もふいたようです。二度ほど雨が降り、稲の乾きに不安がありますが、稲刈から2週目のこの土日に脱穀と決めました。




この箱井谷では稲に日が当たりはじめるのは10時ごろからです。

できるだけ日に当てるために脱穀は昼をまわって1時ごろからはじめました。


さっきまで晴れていたのに雲が広がっている。今日は曇ったり晴れたりです。














さあ、二日目です。


手前の稲が昨日倒れていた稲です。
少しでも乾くように置いときました。




脱穀終了。


昨日と今日の分を積んで籾摺(もみす)り場にむかいます。
乾きがわるいとモミのまま残ります。


なんとか籾殻(もみがら)がとれています。乾きをたずねると、そんなにわるくはないよ、とのことでした。
ほぼ雨水と湧き水とお日さんで育った農薬・肥料やらずの米です。
味には自信はないですが、うれしいお米です。





  


Posted by まるみつ at 23:40Comments(2)