オオサカジン

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2017年09月11日

穂が香る

田んぼへバイクを飛ばしていると、ああ秋の匂いだ、と感じるときがあります。穂を垂れてきた田んぼからの香りです。



10日は道普請でした。8時に集合。40代後半から83歳の人まで、今年は8人集まりました。平均年齢は68歳ほどかな。
町から支給される板と杭と砂利をつかって道の普請をします。人力での道普請は町でもめずらしいとか。
崩れそうな所を削って板をはめ杭を打っていく。なかなかのパワー作業です。息上がります。


日射しはキツイが風は涼しい。上がった息とともに顔を上げると、いい景色やなあと、息が下がります。

3時間ほどの作業のあとは一杯、地元の人と座って話すことがないので、楽しい時間です。
今回は、東畑の昔の話。
もらい風呂といって昔は交代で風呂を沸かしてそこに入りにいっていたと。水道はなく、水は汲んでこなければならなかったからだそうです。



山帰り、という春先の行事もあります。山の草を刈り座れるところを作っておく。そこに子どもたちが、春先の一日弁当を持っていって遊ぶそうです。
今もあるのは、お月見泥棒。中秋の名月のときに、庭先にお供えしたお菓子を子どもたちが盗んで歩くそうです。今は、お菓子ですが、昔は団子や芋だったそうです。
そんな話を聞きながらの木陰で涼しい風に吹かれての一杯は、いい酔いです。

草刈りに追われているこの間に、落語のCDを借りに行った図書館でたまたま見つけたこんな本を読みました。


空き田の草刈りをしたいなあ。でもカヤが茂っているしカヤネズミの生活を壊さぬためには、どんな具合に草刈りをしたらいいのだろうと、かすかに気になっていたのです。
以前見つけたカヤネズミの巣


初めてカヤネズミのことを知ったのは『かやねずみのちゅるり』という絵本でした。

今回、いろいろ検索したら以下にも出会えました。

・『知ってる? 田んぼのカヤネズミのくらし

・「カヤネズミの巣作り

全国カヤネズミネットワーク








  


Posted by まるみつ at 23:26Comments(2)